土偶

考古

402065-1

板状。胸に乳の貼り付け。体部は逆三角形か。体形に沿って撚り紐の圧痕。馬蹄形の刺突。肩に縦位の貫通孔あり。円筒上層b式期。

岩偶

考古

92TKIV-126-66

泥岩を1.3Cm厚に削り出し、長方形の頭部・肩・逆三角形の胴部・台形の脚部を作り出している。表面には斜位の整形痕が走り、深い傷の中に炭化物が残されている。火中に投じられたものとみられる。頭部・胸部などに剥落痕がある。円筒下層式a･ｂ式期。

土偶

考古

EM-009

中空。土偶の右脚。指の表現有り。同心円状の施文。

土偶

考古

EM-020

板状。頭部・肘から先の両腕，腰から下欠失。頸からY字状に正中線。肩袖口に鋸歯文様。背面袖に円形の刺突文様。腰回りに沈線。下帯か。胎土は黒く細やかで混入物少ない。

土偶

考古

KI-4572

屈折像土偶。右足先がわずかに欠ける。板状で逆三角の身体に頭部がつけられ、腰から前方に脚が投げ出されている。座しても寝ていても形になる。顔には一本眉と鼻腔のある鼻が一連でつけられている。目と口は工具による刺突で円形にあけられる。正中線はなく子供を表現しているのかもしれない。両胸の乳には粘土粒が貼られる...

土偶

考古

KI-4573

胴下半がわずかに欠ける。板状で逆三角の身体に頭部がついている。顔には一本眉と鼻腔のある鼻が一連でつけられる。目と口は工具による刺突で円形にあけられる。胴部には正中線と体縁に沿って撚り糸が押され、両胸の乳と陰部には粘土粒が貼られる。腕の付け根には上下方向に貫通孔がある。

岩偶

考古

KI-4860

薄く扁平な凝灰岩を切り出して作成している。台形の頭部が胴の上に作り出されているが、胴の左右、下部は欠けている。胸に当たる部分に両側からあけられた孔がある。体側に沿って整形痕が認められる。一部が剥落し火の影響が認められる。背面に「人態石像・原始時代の製作」墨書あり。

土偶

考古

KI-5268

頭部と四肢を欠く。板状、中実、胸には乳房、胴部には縦位に入り組み文が配される。ヘソの表現があり、下半身は褌をつけている。背面に「女名沢出土昭和7,9,01日」の朱書きあり。

土偶

考古

KI-5269

頭部・右半身の上部・右腕が残る。中実土偶。頭部は，遮光器が変形したような形。胸に膨らみの表現有り。首まわりに刺突列。肩から体型に沿って刺突列。胎土は細かく混入物少ない。

土偶

考古

KI-5328

板状、中実土偶の胴部と脚部。腹部に文様なし。腰から下には腹面・背面ともに入り組み模様が施文されている。衣服の表現であろうか。朱彩痕あり。胎土は緻密で混入物少ない。

土偶（頭部）

考古

KI-5329

頭部は中実。頭頂部を欠く。仮面を付けているとも見える。つむった眼と鼻，小さな口がつく。胎土は黒色でかなり細かく混入物少ない。大きさの割に重量あり。背面に朱書きあるも不明。

土偶

考古

KI-5914

腹部と腰のみ残る。腹部にヘソと正中線の表現有り。腰には沈線で腹掛けあるいは下帯が描かれている。脚は折れているが屈折しているとみられる。