鹿角製銛

考古

400961

茎孔式単尾鈷頭。尾部が湾曲し，やや「〈」の字状を呈する。先端部は石銛などを装着するために削られ，外側は紐で石鈷を固定するため〈びれ状になる。体部腹面が抉られアグになっている。突起が付く。摩滅しているが線対称の刻線文が全体的に施されている。尾部と先端部を通る面に対して垂直に交わる方向に細長い索孔が設け...

骨角製弓筈

考古

400962

鹿角製の弓筈。ソケット部分が破損している。朱彩され，弦輪に細かな工字状の文様が施されている。副葬品とみられる。

骨角製弓筈

考古

400963

鹿角製の弓筈。風化が著しい。弦輪をかける部分がうろこ文様状の彫り込み（装飾）が施されている。副葬品とみられる。

骨製針

考古

400964

やや大型の骨針。針先は断面楕円形で，先端近くに糸とおしの孔があり，反対はへら状となっている。糸とおしは両側からの穿孔で，全体に摩滅しているが光沢がある。

骨製針

考古

400967

鹿角製の骨針。最も細い針状の製品で短く，細く直線的。縫い針とみられる。一端に刻みが回り，糸かけ部分が作出されている。

骨製針

考古

400969

断面円形，棒状で全体が弓なりにしなっている。一端に凹みの廻る糸かけがある。全体に摩滅し光沢がある。

鹿角製棒

考古

400970

鹿角製の指揮棒。頭部に首をもたげたカメの意匠が丸彫りされている。杖，棒状で，貫通孔が2カ所あることから，錘飾品としての利用やかんざしとしても利用が考えられる。副葬品とみられる。

鹿角製棒

考古

400971

鹿角製指揮棒の頭部。クマの頭部が棒の先端に丸彫りされている。棒は穿孔部分から折れているが径2.5㎝の棒状。クマ頭部の表現はリアルで特徴をよく捉えている。副葬品とみられる。

鹿角製品

考古

400972

オサガメ形鹿角製品。首をもたげたカメの意匠が丸彫りされている。副葬品と見られる。

骨製刺突具

考古

400973

メカジキの吻端骨を利用した刺突具。先端に長軸方向の使用痕が残されている。他に出土はなく特殊。副葬品とみられる。

骨製刺突具

考古

400974

鯨骨製のヤス中柄部分。両端に脱着用の面取りがある。大きな力のかかる柄の取り付け部分には紐かけ状の突起がある。

刻線付ペニスボーン

考古

400975-001

オットセイのペニスボーン。直交方向に刻線が施されている。副葬品とみられる。