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大日本物産図絵函館氷輸出の図

別名(学名)
資料番号
500348
摘要
錦絵(木版着色 明治5年版) 函館において製氷を本格的に行ったのは中川嘉兵衛です。横浜などの氷の需要地ではボストンの氷を購入していましたが、たいへん高価なものでした。いくどかの失敗の後、中川は明治4年から事業を軌道に乗せはじめます。販売先は関東から関西方面まで各地に広がり、良質で廉価なことからその需要は大きく増えていきました。明治10年には勧業博覧会で龍紋褒章を受賞し、「龍紋氷」というブランド名で販売しました。中川の製氷業を支えたのがかつてはきれいであった五稜郭の堀の水でした。
時代・年代
明治
作成・採集者情報
サイズ
縦168×横238mm
員数
1
分類
歴史
テーマ
函館氷