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松岡四郎次郎宛荒井郁之助書状

別名(学名)
資料番号
500397
摘要
巻子本(紙本墨書) 「佛の軍船ジフレツキス之交代としてクワイトロゴン五六日前入港、其説ニ東京ニ於て諸侯之会議事不来帝今以京都ニ在て東京ニ来ルへき気色無之、弐分判ニ真鍮を交ル故ニ、各國之商人其事に付て公使ニ申立、公使より之懸合面倒なるよし當時横濱ニ於て□□ドル之価甚□く、三百八十壱分□余ニ而百ドルに代ゆるよし也、南部人之兵五十余名昨今五稜郭に移りて、新兵ニ入申内大兵ナルモノ十余名新ニ砲兵と成り、砲台ニ而稽古を為ス、當地に御米之入津少クシテ□斗大ニ困ス、御地ハ此節入船も有之□□由ニ承□候如斯御座候也、是アルビオン来らさる□前認廿九日英國火船アルビオン入港便船人六左衛門手代幸吉と申者、江戸外国人ボーイトなつて来ル、江戸ハ未□諸侯も集會無之、十萬石以下之大名三月中ニ者□□可申由風聞有之、且十萬石已下ハ不□江戸在府ト申事ニ御座候、ストオンオルト品海ニ而荷船付き居荷積之様子見分、菊之□を□□船右を□七□有之候由、右アルビオンハ戦争之節、英人護送之為め新政府ニ而雇入候船なりとも、□□□説未定勝房州向地ニ来り居候説□ニ有之候、且アルビオン先月廿四日横濱出帆ニ而、青森江六百人□兵卒を乗せ来り、夫より當港ニ入候由、右等之乗説ニ而ハ、近日□□□も□斗候由御用心可有之候、十六□□後□り候也、□□如斯御座候也、弁天之臺場ニ相傳申度、船便次第一□ニ而も二□ニ而も御□可被下候、権現様亀田御宮之神主是非共當方江御移座□□度旨願出、近日神主自ら御迎えニ罷出可申候間、其節御□可被下候、先ハ右□□□早々□□ 三月朔日 郁之助 拝 雅之進 四郎次郎様」(明治2年3月10日付、外国船より得た東京の状況報告。)
時代・年代
明治
作成・採集者情報
サイズ
縦180×横890mm
員数
1
分類
歴史
テーマ
箱館戦争