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鹿角製スプーン

別名(学名)
資料番号
400946-001
摘要
動物意匠がつけられた鹿角製のさじ。素材となった鹿角の太さを利用し,柄の全体にクマの意匠をレリーフ状に彫り出している。鹿角の外側に装飾を施し,内側を抉ってさじにしている。さじは軸の内側方向にゆるく湾曲し,つぼは筒状に深く長い。柄の中央には三角の透かしが開けられ,表には直交方向と矢羽根あるいは鋸歯状の刻線で装飾が施されている。柄には,クマの頭部と前肢が彫りだされ,頭部はレリーフ状、立体的に彫りだされている。全体が摩滅し,よく使い込まれている。副葬品とみられる。
時代・年代
続縄文文化前半
作成・採集者情報
能登川隆
サイズ
長13.3×幅2.9×厚1.1cm
員数
分類
考古
コレクション
能登川コレクション
遺跡
恵山貝塚