土偶（双顔土偶頭部）－表

考古

400721

双顔土偶。平面涙滴形、断面三角の頭部。表・裏両面ともに、頭頂から顔面に刻みのある隆帯が巡る。眉・鼻も一本の隆帯で、目と口はコーヒー豆状。裏面には剥落があるが、表情は表面と比べ頬を膨らませ目じりが上がる。色調は比類なく黒い。胎土は混入物少ない。

土偶

考古

400722

ごく小いさい。板状で頭部と腕・足の端部を欠く。胸に乳、下腹部は明瞭に膨らむ。腰に二重線。脚には縄文がつけられる。紐は身体を回る。欠け跡は風化している。胎土には火山灰・マンガン粒多く含む。

土偶（脚部）

考古

400723-1

中実土偶の右脚。足には指の表現がある。足首から太ももにかけては縄文と沈線文で施文されている。胎土は細かく混入物少ない。

土偶（脚部）

考古

400723-2

中実土偶の左足，指の表現がある。胎土は細かく混入物少ない。

土偶（三角形土製品）

考古

400724

足の長い三脚形の土製品。大木圏の三脚石器様。人体をシンボリックにあらわしたものと思われる。文様はなく中心に孔がある。

土偶（三角形土製品）

考古

400725

平面は隅丸の三角形。裏面の中央をくぼませ表面中央を盛り上がげている。表面には一列6から7個の丸い孔が6列あけられている。上下2箇所に貫通孔。

土偶（脚部）

考古

400726

目録ではスタンプ状土製品。中空土偶の脚部か。外面には縄文が施文されている。