H07-0321

「西暦千八百六十九年第二月十六日之貴翰落手致披見候、然者アスロツト船ニ残銅有之候間、右を相渡様ホルトルより貴下江申立候趣ニ付、同人江引合候処、秋田藩より請取候元数之書付之趣ニ而者、弐千五百斤不足致居候と申迄ニ而、船中ニ残銅有之をホルトル聢と見請候ニ者無之、乍去此方ニ而も猶取調候処、最前陸揚致候節、船中附属品之外ホルトル之荷物者不残引渡、猶可相渡残銅無之ニ相違なく居間、此段及回答候、謹言
巳正月十二日　永井玄蕃（花押）
アル・ユースデン君」

明治2(1869). 1.12

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