勾玉

考古

KI-4867

完形。頁岩製の勾玉。頭部は丸く、尾部の先は砂嘴状となる。

石冠様石器

考古

KI-5179

溶岩製。底面が広く球面状に凹む。頂部は板状で断面は凸形となる。

土偶

考古

KI-5268

頭部と四肢を欠く。板状、中実、胸には乳房、胴部には縦位に入り組み文が配される。ヘソの表現があり、下半身は褌をつけている。背面に「女名沢出土昭和7,9,01日」の朱書きあり。

土偶

考古

KI-5269

頭部・右半身の上部・右腕が残る。中実土偶。頭部は，遮光器が変形したような形。胸に膨らみの表現有り。首まわりに刺突列。肩から体型に沿って刺突列。胎土は細かく混入物少ない。

土偶（頭部）

考古

KI-5270

頭部は中実。波状の頭髪，頭頂部と耳に孔計3か所。ヒモ擦れは無し。カモメの一本眉。目はコーヒー豆状の貼り付け。背面には入り組み文が施文されている。胎土はかなりきめ細かい。混入物かなり少ない。背面に付着物在り。日の浜式期。「第四五號」の注記在り。

動物形土製品

考古

KI-5271

中空で銃弾状の形状。頂部に穿孔、底面に足状の貼り付け,全面に沈線で施文。平坦な押し付け2か所、眼の表現か。土笛の可能性。

石棒

考古

KI-5292

粘板岩製。一端を欠く。敲き後に磨り整形。柄部分が残ったか。

石刀

考古

KI-5293

「昭七、五月二十二日　目名」の墨書あり。内反りの石刀。粘板岩製で一端に柄を持つ。握りとの境界には刃区があって斜位に整形痕が残る。

青竜刀形石器

考古

KI-5294

台帳上は青竜刀。両側面に鎬があって、銅剣・銅矛が近い。安山岩製。

陽根状石器

考古

KI-5295

泥岩製。全面に長軸方向の条痕。中央に1条、頭部に2条、尾部に4条の刻線が巡る。頭部先端には1条の刻線が刻まれ、メクラ孔が開けられている。

石刀

考古

KI-5321

完形。粘板岩製。内反りで、刃部と柄に作り分けられている。身部中央で折られるが接合。表面には斜位の整形痕が見られる。刃部は細く加工される。背面に「函館市住吉町20番地函館山道南療養所建設工事敷地切り土中より出土昭和31年5月21日午後」の書き込み。

土偶

考古

KI-5328

板状、中実土偶の胴部と脚部。腹部に文様なし。腰から下には腹面・背面ともに入り組み模様が施文されている。衣服の表現であろうか。朱彩痕あり。胎土は緻密で混入物少ない。